「土岐市民みんなでつくる!モニュメントプロジェクト」で7月31日、8月1日にそれぞれのご家庭で使われなくなった美濃焼を回収しました。
たくさんのご家庭から美濃焼を回収、粉砕加工していよいよモニュメントに姿を変えるトキが!
9月11日、モニュメントに使用するための専用プレートに美濃焼を貼り付けるワークショップが、イオンモール土岐の特設会場にて開催されました。 ワークショップは植樹祭に合わせて、ご家族連れを中心に多くの人々で賑わいました。
まずはイオンふるさとの森づくり植樹祭がスタート!
植樹祭の時間が近づくにつれ、たくさんの人がイオンモール土岐の駐車場に集まってきます。 この植樹祭は「イオンふるさとの森づくり 植樹祭」と名付けられ、地域に自生するふるさとの木を植樹する、というものです。
植樹に先だってイオンチアーズクラブと呼ばれる、地域の小中学生で構成されるメンバーがパネルを持って植樹の方法を説明してくれました。
※イオンチアーズクラブとは
それからそれぞれの植樹場所へ移動して、地域の樹木であるシイやタブ、シラカシなど61種類の樹木を参加者みんなで植えていきます。
新聞などでイオンモール土岐での植樹祭を知り、「環境を考える上で子どもにとって貴重な体験になる」「孫と一緒に植樹に来た。
孫が大きくなったらイオンに来たとき『一緒に植樹したんだよ』と伝えてあげたい」と、喜びの声が挙がっていました。
やはりお子様連れのご家族が多く、子どもと一緒に環境を考えられる場になれば、と近年のSDGsへの関心の高さが伺えます。
モニュメントプロジェクトのワークショップ始動!
植樹祭が終了したらいよいよモニュメントプロジェクトのワークショップが始動開始!
10cm×10cmの専用プレートに、およそ2センチ四方に細かく砕いた美濃焼のかけらを接着剤で貼り付けていきます。このワークショップで用意された専用プレートは約500枚!
かけらにするとなんと10,000個以上にも!
植樹祭に参加した多くの方が、モニュメントを作るためのワークショップにも足を運んでくれました。
受付でスタッフからプレートを受け取り、思い思いに美濃焼のかけらを選んでいきます。
次に美濃焼のかけらを隙間なく並べて配置を決定したら、いよいよプレートに接着していきます。
ご家族で参加していただいた方も多く、親子で一緒になって楽しみながら作業をしていただきました。
プレートに美濃焼を貼り付けたら、接着剤を乾燥させてモニュメントに使われるプレート製作は終了。
そこでワークショップに参加してくれた子どもたちに話しを聞いてみると
「上手に美濃焼を貼るのが難しかった」
「ちゃんとできたよ!」
と笑顔で話をしてくれました。
またこのワークショップに参加してくれた大人からはこんな声も。
「モニュメントとしてずっと残るものに使われると思うとなんだか嬉しい気持ちです。」
「カラフルでとってもキレイですね。美濃焼の廃材を利用してモニュメントに形を変えてくれるのは環境にとってもものすごく良い取り組みだと思います。」
「土岐市に住んでいるのでイオンモール土岐がグランドオープンしたら、子どもと一緒に自分が作ったプレートを探してみたいです。」
やはり子どもにとって記念になるのは嬉しいという声が多く聞かれました。 また環境に配慮したモニュメント制作に、地域のみんなで関われたことに喜びの声も多く挙がっていました。
※ワークショップ運営:タイルメイド
イオンモール土岐には未完成の「TOKI」!みんなの思いを美濃焼に込めて!
イオンモール土岐には現在、みんなで制作したプレートを貼り付ける前の「TOKI」という文字をかたどったモニュメントが設置されています。
そのモニュメントは、ワークショップで作られたプレートが貼り付けられるトキを今か今かと待っているようです。
今回のワークショップで使われた美濃焼のかけらは、土岐市の皆さんの思い出が詰まった湯呑や茶碗、どんぶり、お皿などの使われなくなったり割れてしまったりした美濃焼。
「あなたがひとつのピース(欠片)となって『いまのトキ』をつくる」というプロジェクトの想いと、みんなの思い出が詰まった土岐市の新しいシンボルがいよいよ完成間近です!